月経教育の大切さ

 男女問わず『月経=生理』を口にすることはほとんどの人が抵抗感を持っていると思います。特に男性が女性に生理を語ることは「タブー」なだけでなく、現代社会では「セクハラ」という捉え方にもなり、恐怖すら感じるのではないでしょうか。

 このように月経は女性だけでなく人類の生殖に関する大切な現象であるにもかかわらず「語られざるもの」とされてきたのが、近年『フェムテック』という言葉と共に性別や年齢問わず「生理はみんなが理解すべきもの」と社会全体に認識されはじめました。

 いまや月経/生理は隠すべき恥ずかしい話ではなく、保健体育や医療的な“月経”知識はもちろん、生理休暇にまつわる労働問題や多様になった生理用品とその存在意義など、産業の中における“生理”までを広く理解し語り合える環境を作ることが必要です。

 

“あたりまえ”を疑う

  女性には「月経」という「あたりまえの現象」が思春期から更年期までの長期間、ついて回ります。生理痛(月経痛)やPMS(月経前緊張症)に限定せず、月経があることそのものが、スポーツ、受験、仕事、育児…あらゆる場面で女性への大きなハンデといえるでしょう。

 東京大学産婦人科学講座大須賀教授の統計分析では、女性が「月経」というハンデを克服し社会進出の場で活躍を果たせば、経済効果は直接的に6000億円+間接的に3800億円=総計約1兆円にものぼるという算出データが発表されています。

月経教育…男性には不要?

 思春期のとある時期、学校の授業でなぜか男女別に教室を分けられた記憶がある人も多いでしょう。その時間、初潮を迎える準備をしなければならなかった女性のみが「月経教育」を受けていました。のちにそのような内容だったことは察しても、男性は「月経教育」に縁のないまま、女性のホルモン変化に対する理解もないまま大人になり、恋人の生理痛、妻の出産、娘の初潮、母親の閉経などを、心配しながら、不思議に思いながら、みて見ぬふりしながら、なんとなく通り過ぎていきます。 …しかしそれでよいのでしょうか?

 

老若男女問わず受験できる月経検定

  わたしたちライフェスデザイン研究所は「月経教育」による女性のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上を推進します。月経教育を広め、男女ともに理解を深めることで「男女雇用機会」「未婚・晩婚化」「少子化」問題の解消、さらには「日本の経済効果」にまで寄与する社会貢献になることを目的とし、「月経検定」をおこなっています。

 

男性のみなさん、

突然イライラし始めた女性を

不思議に思ったことは

ありませんか?

生理くらいで休む人は

仕事を軽くみて甘えてる!なんて思ったことありませんか?

 

 

女性のみなさんは、

わけもなく泣きたくなったり

なぜか人に

キツくあたってしまったことは

ありませんか?

それにはちゃんと 理由があります

 

謎に “嫌な自分” にならない人生

サポートしあえる信頼関係

メカニズムを理解して見方を変え

日常を送りましょう